家を建てることになったので

北国の地(試されてない大地だけどそこそこ寒い)、不惑間近でマッマと二人で家を建て直すことになりました。その備忘録です。

ハウジングパーク本気の出陣編

いつまでもだらけた自分に喝を入れたのは、春先、新聞に載っていた広告だった。
「ハウジングパークスタンプラリー」

先着100名様に肉を食わせてやるといううたい文句が謎だったが、真冬にさまよったハウジングパークで催しがあるらしい。ということは先日入れなかったモデルハウスにも入り放題じゃないの!

がぜんヤル気に火がついた。


さて、先日とうってかわって賑やかな(若い家族連れが多い)会場。

マッマと私は端から順番にモデルハウスを見学することにした。
一軒目 知らない名前の工務店さん。パンフレットだけもらい、アンケートに記入して勝手にうろつく。あまりピンと来ない外装と内装。
二軒目 外装もおしゃれだねー、土間がおしゃれだねー。
三軒目 ここはハウジングパーク内でも異彩を放っていた。そう、凄まじいまでの南プロバンス風外装。しゃれおつ極まりない。内装は、今流行のナチュラルテイスト。タイル張りのキッチン、無垢材の床、しっくいの壁にむき出しの梁、ビンテージの家具。アメリカンカントリーっぽさもある。若い奥さんがうっとりしそうな内装である。若干引く私。ノーネクタイのややラフなジャケットの営業さんが説明してくれる。

「こちらはヨーロッパのように古いものを使い込むことをコンセプトにしています」的な、まぁ、なんだ、ここはニッポンだよってな。それっぽいのが好きな人にはたまらない感じの(略
……後日、まさかこのメーカーから見積もりを取ることになるとはこの時は思いもしなかった。


四軒目 土間すごく広い。床暖だすごーい!! でも玄関ドア開けた瞬間和室ってなんだ!!??

こちらでは営業さんが熱心(グイグイ)で、とりあえずあれよあれよと言う間にヒヤリングを喰らう。初対面の人になぜ私は年収(少ない)を暴露しなければならんのだ……という屈辱を憶えながら何故か簡単な見積もりをとることになり……? 正直建物的に惹かれるものはなかったが、これも縁でしょうか(疲れてきた)


五軒目 営業のお姉ちゃんが質問に答えられないっていうかこの人たぶん営業じゃない。

六軒目 ここはアスレチックフィールドか!?


へとへとになりながら最後はどこがどこだかわからなくなりながら、とりあえずすべてのメーカーを回った。

最後に懸命に勧められた焼いた肉をガジガジ齧ってスタンプラリーのくじを引き、アンケートに答え家路についた。

さて、この日回ったメーカーさんで、おつき合いすることになるメーカーさんはいるのだろうか……

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