家を建てることになったので

北国の地(試されてない大地だけどそこそこ寒い)、不惑間近でマッマと二人で家を建て直すことになりました。その備忘録です。

ハウジングパーク的なところに行くんだ!

hoku洲さんの見学会を終えて、なんとなく気が大きくなってきた私。

やはり自ら動かなければなにもはじまらないんである。知らんけど。

それとモタモタしているとマッマが勝手になにかやる。知らない間になぜか兄とモデルハウス観に行ったとか言い出したし。なにそれ怖い。私が半分は金出すのに。


ここで予算の振り分けを発表すると、


現在の家の解体費(家の裏の両親の元仕事場や崩れかけた小屋、生えた木の撤去料金)→マッマ持ち

お家の総工費→マッマと私の折半(私のぶんはまるまるローン)

土地→今の場所にそのまんま建て直す


を予定している。


マッマの総資産がどれだけあるのか実は私は把握していないんだけど、解体費は結構かかると思うので、マッマのこれからの老後のことを考え(そして私お金ないし)、できるだけ建物代は控えたい。

あと、田舎すぎて下水が通っていないので、浄化槽の設置をしなければいけない。痛い出費である。将来的に下水が来たらまた工事せねばなるまい。

そういった工事費込みで考えなければならないと知ったのは、随分あとになってからだ。


相変わらす、おいくら万円かかるのか、うすぼんやりすらわからない日々にそろそろ別れを告げなければならない。

その意気を持って、ある日曜日、マッマと二人、ハウジングパーク的なところに出発した。

時は未だ冬であった。

向かったのは小さなパークだった。

イベントの無い日だった。


……閉まっているモデルハウスばっかりだった……。

モデルハウスに予約を入れるとか、そんな知識もまったくないぶっつけ本番の親子であった。




この時点で、家の間取りはうすぼんやりとしか頭に描いてはいなかった。
親子それぞれの寝室とLDK、それと仏間があればいいかなっていう程度である。老後のことを考えてバリアフリー。二階は必要がないので、平屋を考えていた。




空いていないモデルハウスのなかで、それでも何件かは人がいた。予約は無いがこっそりと見学させていただく。

見たのは二棟、テレビで良く見る地元会社さんと、県内で一番家を多く建てているメーカー(フランチャイズ)だった。

そのハウジングパークは「県内企業」が「実際にお客さんが建てる家」規模で展開する、ふつうのモデルハウスよりもずっと庶民的な坪数の家が立ち並んでいる。

なので、間取りなどもたいへん参考になる。

両方のモデルハウスとも、玄関のなかに土間収納があった。

これをマッマがたいへん気に入り、私もまたこれはなかなか良いものであるな、と思いはじめた。

なので、この時点で新居の玄関には土間収納が配されることに決まった。あくまで心のなかで。


どちらのモデルハウスでもカタログをもらい、軽く営業さんとお話をして現地をあとにした。

その時私が思ったのは、建てるのなら地元の会社さんがいいんじゃないのかということだった。

なぜならこの北の地の気候を知り尽くしているのは、地元の会社さんなのではというなんとも単純な思いからだった。


おいくら万円かかるのかやっぱりわからないまま、その日は終了した。

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