新築見学会に初めて行って来た
そんなこんなで、新築見学会ってものに行くことになったマッマと私。
そして何故か家で暇をこいてた兄(二つ上)がついてきた。
三人で車に乗り込みいざ現地へ。ものの十分で迷わず到着。
予約していたので、不審者に間違えられることもなく、真新しい豪邸の中に案内される我々。
(デカい家だ)
(立派だ)
(暖炉があるよすごい)
営業さんに手袋を渡され、指紋ひとつ付けることのないように配慮される。
これについてはいいなって思いましたよ私。施主さんのご好意なんだから、新しい家、ちょっとでも汚したくないですもん。汚したら怖いし申し訳ないし。見ているこちらもドキドキしちゃう。
営業さんに丁寧に説明されてぽかんと口を開けて聞く私にくらべ、なぜか着いて来た兄(暇だから)はマイホームを建てた経験者だけあって、なかなか的を射ている(と思える)質問をしていく。それを口をあけてただ聞いている私。ギラギラと目を光らせ動き回るマッマ。
そのお宅で知った最新住宅事情は、
高断熱高機密は北国ではあたりまえ(この時点で私よくわかってない)
暖房は灯油はすでに主流ではない。
土間収納やパントリー、ウォークインクローゼットなどの便利収納スペースの存在
床材とかクロスとか、いろいろ種類があるんやで(そっからか)
じわじわと「家を建てる」ということを実感していく過程において、この見学会は私にとって本当に契機になったと思う。「リアル」を見せられたというか。
そしてマッマが壁や屋根に異様に興味を示していたのを見て、あ、マッマって実は家の造りにすごく煩い女なんじゃなかろうか、と気がついたりもした。
とても有意義な経験をし、帰路についてしかし私が思ったことは、やはり、
「それで結局のところ、家を建てるにはおいくら万円かかるのさ!?」
その答えはなかなか出ないのであった。