資料を集めると電話がかかってくる世の中
安易にネットで資料を請求しました。
が、この時点で私、ホームメーカーの違いなどまったくちっともわかっていなかった。
なので請求した会社のラインナップも
ski水ハウス
住友rin業
スウェーデnハウス
無添カ住宅
北洲ハuジング
土yaホーム
などなど。
薄ぼんやりと知っている名前のオンパレードである。項目にチェックし、住所を打ち込めば郵送してもらえる便利システム。世の中本当にものぐさに優しい。優しすぎる。
今思えば、こんな大手ハウジングメーカーに頼むことなんて絶対にないと言うとこばかりですが、そこは無知故の無謀さ。気にしてはいけないし、きっと大手メーカーもぜんぜん気にしない。
続々と届くカタログ。立派なそれらを一目見て、
「あら……これってすごくお高い印刷仕様……」
などと考える小市民。撮影されているお宅ももしかしたらそれ用に建築されたもんじゃないですかコレ。さすが有名メーカー。豪勢だのう。
工務店が地方の個人商店だとすれば、有名メーカーは日本橋三越みたいなもんだと、私が気がつくのに二ヶ月ぐらいかかったのでした。カワトク(盛岡唯一のデパート)で買物はできても、三越ではできない我が家なのです。
とりまマッマと届いたパンフレットを見る。見まくる。
綺麗なおうち。綺麗で広すぎてまったくピンと来ない。
そして何よりも知りたかった
「家はおいくら万円かかるのか?」
については、まっっっったく答えを見いだすことは出来なかったのでした。
そんななか、何件かのハウジングメーカーからお電話がかかってきました。
しかし、まだ具体的な構想も予算もなにもない私とマッマ。
まだメーカーさんからお話を聞く段階ではない、っていうか、なにを話したらいいかわらない。
という感じで、のらりくらりと会う約束もせず、パンフレットだけどんどん床に積み重なっていったのです。