家を建てることになったので

北国の地(試されてない大地だけどそこそこ寒い)、不惑間近でマッマと二人で家を建て直すことになりました。その備忘録です。

ホームメーカー探し 見積もり二件目

uniばーさるhoむの次に見積もりを出していただいたのはseki水ハウスさん。ハイムじゃないよハウスだよ。なんか似た感じの名前が妙に多い業界ですね。なんの陰謀だろう。


seki水さんは最初からお値段的にうちの予算と合わないのは知っていたのですが、築四十年の我が家がseki水さん作ということで、営業さんにぜひにと言われお願いしたと言う経緯があり、その日に至ったものだから、こちらのテンションは……。
いただいた間取りも「??????」というものだったし、最初からお断りするためにテーブルにつくというのもなんだかなぁって思ったのですが、まぁこれも経験だ。胸を貸してもらおう!
……と思ったらショールームの地図の縮尺が小さすぎて迷ったよね^^ 地図に書いてある電話番号も間違っててさらに迷ったよね^^
ローテンションに拍車がかかりつつ、ようやくseki水さんへ。
営業さんとその上司の方と向かい合いつつ(私にとってはほぼ初対面)とりあえず説明を受ける。
商品名はシャーウッド。seki水さんの木造系のおうちである。
元々軽量鉄骨系は考えていなかったので、へぇへぇと説明にただ頷くだけの二人。ショールームだけあって、床材や壁材、キッチンなどの実物を見せていただく。
ほうほう。なるほど。……なんだか全然ピンと来ないのは、これは「どうせお高いんでしょ?」っていう心の防波堤があるからか。うーん……。
外壁のサイディングや屋根材なんかはさすがseki水さん、高級感があってすごいな! とちょっとテンションが上がる。マッマはそこらへんまったく興味が無さそうである。


再び席に付き、ではでは、とついにお見積もりを出してもらう。
……一つ言うと、こちらのお見積もりは私とマッマが「これはちょっと……」って思ってたままの間取りのものだった。つまり自分たちの希望どおりじゃ全くない。ほんとにseki水さんに関しては、「うちの予算じゃ無理ですよ?」って事前にちゃんと言ってんのに(ry
これが夜討ち朝駆けの業界なのか……

まぁそんなこんなで全く期待してない見積もり。総額の欄を見て、


(´∀`)<……


やっっぱりこちらのMAX上限金額まで合わせてきてる。
しかも暖房設備系で250万(エネファーム)とか。なにそれ。


あーあー。うーーん。

本体価格(暖房設備含まない)をそっと携帯電卓でぱちぱちしてみた。

坪70まんえん……。


私は笑顔で営業さんとその上司に言いました。
「すみません、予算オーバーで無理です! seki水さんは高嶺の花です!」
きっとこういうのは、キッパリお断りしたほうがお互いのためだよねって思って、お金無いですを連呼してきました。
「……では、選択肢の候補のなかの一つに心に留めておいていただければ……」
というお言葉をいただいて、無事釈放。
今の家はseki水さんで、震災のときもびくともしなかったし、四十年雨漏りひとつしない。寒いけど、見た目はボロだけど、業界最王手に恥じない良い家だ。

でも、私たちには手が届かないし、無理して買おうって気が欠片も起こらなかった。

車のなかでマッマと「ちょっとうちは無理だよね」「そうねぇ」と会話しつつ、ついでだから気になっていた会社のモデルハウスに行こうか、と気持ちを切り替えたのでした。


いやぁ、家ってほんと高いなぁ。

改めて思うのでした。

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